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2016年10月24日

『真田丸』は大混乱(第31回)



皆さんこんばんは。
今回は大人気大河ドラマ『真田丸』第31回「終焉」について、「文句を言うなら見なければいいのに」シリーズです 笑

今回は、豊臣秀吉(小日向文世)の臨終にあたって、徳川家康(内野聖陽)や石田三成(山本耕史)らが自分たちに有利なような遺言を書かせようと画策し、石田三成は真田昌幸(草刈正雄)に徳川家康の暗殺を以来し、家康暗殺に向かった出浦昌相(寺島進)がたまたまその場にいた真田信幸(大泉洋)の姿に動揺し、失敗して負傷する、というお話です。

今回はいつもほどひどくはなかったと感じました。

しかし、いつもどおりやはり「創作」として脚本が甘いと感じました。

では、「面白い」歴史創作物ってどんなものだろう?
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Posted by 鷲谷 城州 at 22:05Comments(0)テレビ

2016年10月20日

スポーツへの偏った礼賛、やめませんか?

グラウンド
photo:「フリー素材屋Hoshino」さんより

皆さん、こんばんは。
今回は、以前書いた「『ブラック部活』は教員だけの問題ではない」の続きといえば続きなのですが、また「ブラック部活」問題系の記事を読んだので、それを読んで日本のいわゆる「体育会系」礼賛の空気について思ったことを書きます(参考:東洋経済オンライン「教師たちが悲鳴!部活動は改革できるか。」)。

「部活」のことについては上記記事や、下記リンクをご覧いただけばいいと思うのですが、僕が感じるのは、日本は妙に「スポーツマン」に弱いな、ということ。
(もちろん、好みの問題で「好き」なのは個人の勝手なのですが、それが非スポーツマンへの蔑みになったり、「さわやかなスポーツマン」になることの強制として現れるのはおかしい、ということです)

いや、「スポーツマン」本人はいいんです。
本人はスポーツをやりたくてやって、努力をして、つらいときがあっても言い訳もせず、極端なことを言ったらオリンピック選手なんかは尋常じゃない努力の賜物な訳ですから、出場しただけで日本の誇りですよ。

ここで言いたいのは、「部活」を初めとした学校全般の「体育」のあり方について。

そもそも、「体育」の目的ってなんですか?
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Posted by 鷲谷 城州 at 22:03Comments(0)ネット

2016年10月16日

「字が汚い人ほど頭がいい」とか言ってる人の頭が悪い

謎の七草

皆さんこんばんは。
最近(平成28年8月末)、林修氏の言説を引用した「実は『字が汚い人』ほど頭がいいってホント?」という記事がもてはやされているようだが、ちょっと待て。

林氏は「本当に頭がいい子ほど字が汚い」や「東大合格者トップ層は字が汚く、2番手グループは字が綺麗」とおっしゃっているだけで、それがなぜ「『字が汚い人』ほど頭がいい」になる?

要するに林氏が言っているのは、「東大に合格した人間の中で」という限定での話であって、上記記事の記者が想定している読者は一般的な学力の層が大半なのだから、一般的な学力の人には「字が汚いほど頭がいい」は当てはまるとは限らない。

僕は数多くの子供の字と成績を見てきているが、悪いが、一般的な学力の子についてはほとんどの場合、「字が汚いほど点数が取れていない」。

その理由について。
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Posted by 鷲谷 城州 at 22:04Comments(0)ネット

2016年10月12日

禁煙計画

煙草

皆さんこんばんは。
ふと思ったのですが、このブログ、記事を書くだけ書いておいてその後の展開がまったくない記事が多いので、「広く浅い」状態になっていますね。

それはいかん、ということで、過去記事を掘り出してそのテーマを掘り下げようと思います。

そこで、第一号として書くのが2005年5月30日の記事「煙草」についての続報というか、現状。

もう10年前になるんですね。
このブログはブランクも長いですが、10年以上前からやってるんですよ!笑

ということで、「煙草」について。
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Posted by 鷲谷 城州 at 22:01Comments(0)趣味

2016年10月08日

大河ドラマ『おんな城主直虎』は大丈夫なの?

井伊家発祥の井戸

皆さんこんばんは。
今回は来年の大河ドラマ『おんな城主直虎』についての心配ごとです。

今年の大河ドラマ『真田丸』は僕の中では絶不調ですが、その理由は、「真田信繁」という史料の少ない人物を「真田十勇士」などの完全フィクションとして扱うのではなく、史実に近い「大河ドラマ」として扱うためには、史料に登場しない部分を脚本によって補わなくてはいけないですが、肝心の脚本が面白くない、ということでしょう。
(あくまで個人の感想です)

『直虎』でもそれが予想されます。

そもそも、主人公の「井伊直虎」については歴史マニアしか知らないと思いますので、軽く解説。

関連記事:
『おんな城主直虎』、終盤でやっと面白くなってきた(第41~45回)
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Posted by 鷲谷 城州 at 22:05Comments(0)テレビ

2016年10月04日

『真田丸』、俗っぽすぎるということか?(第30回)



皆さんこんばんは。
面白くないと思いながらも見続けています、大人気NHK大河ドラマ『真田丸』第30回「黄昏」について。

今回は、豊臣秀吉(小日向文世)の老衰と醍醐の花見、石田三成(山本耕史)と真田信幸(大泉洋)の間で揺れ動く真田信繁(堺雅人)などを描いていたわけですが、僕が面白くないと思う理由が少しわかった気がします。

このドラマ、俗っぽい人間描写に懲りすぎている。
要するに、社会情勢や政治的バランスの描写や解説がほとんどないということ。

だから、登場人物たちがなぜそのような行動をするのかがまったく腑に落ちない。
「社会情勢」と「個人の損得勘定」と「感情」の3つがないと、人の行動は説明できないと思う。
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Posted by 鷲谷 城州 at 22:03Comments(0)テレビ